経営の戦略を学ぼう

戦略がなければ生き残れない時代に

ホワイトボードで戦略を説明起業して会社を運営していくのであれば、それに見合った経営戦略というものが必要です。
かつて高度経済成長の時代からバブルの時代にかけて、日本国内は仕事の需要が有り余っており、かなり高い確率で成長する企業を創ることが出来る時代がありました。
しかし、バブルの崩壊後の日本ではその当時と同じように構えていては簡単に会社はダメになってしまいます。

どのようにして儲け、どのようにして利益を拡大していくのか、その戦略を考えて置かなければいけません。
これは起業を行なう前に行わなければならないこともあれば、運営状況にあわせて適宜考えていかなければならないこともあります。
一度成功した戦略があったからといって、そのままずっとその戦略の上に胡座をかいているとすぐに後進に引きずり降ろされてしまうことになるわけです。

棒グラフとは言っても、経営戦略にどのようなものがあるのか分からないという人も多いのではないでしょうか。

ここでは実際に行われるている経営戦略についてその種類と、さらに詳細やメリットデメリットなどについても合わせて紹介していきたいと思います。

まずここでは、この先で紹介していく内容について概要的な部分を紹介していきますので、その上で見るページを考えて見てください。

事業戦略について考える

事業戦略というのは経営戦略における「ミクロ」の部分だと考えて頂ければ良いでしょう。
少々分かりにくいかも知れませんが、一つの事業単位においてどのように成功するのか、ということを考える戦略だと思って頂ければ結構です。

事業所が複数ある会社において、1つ1つの事業所の状況を改善するための戦略を練っていきます。
1つ1つが上昇すれば当然全体が引き上げられることになります。

全社戦略の必要性

事業戦略が「ミクロ」の戦略であるのに対して、こちらは「マクロ」の戦略だと考えれば正しいでしょう。
つまり、1つ1つの事業単位ではなく、会社全体単位において行われる経営戦略のことを指しています。

例えば利益状況の悪い部署や事業を統廃合したり、新しい事業を起こすなどといった経営戦略が「全社戦略」ということになります。
事業戦略よりもより高度な経営戦略となる上、失敗してしまった場合のダメージが大きいことも確かであり、リスクが伴う戦略となります。
そのためにも、セオリーを知った上で自分の会社について知り、正しい舵取りを行っていくことが期待されます。

機能別戦略から方針を導き出す

これは機能毎における戦略を考えるというものです。

例えば開発、生産、流通、販売の4つの事業を持っている会社があるとします。
この時、開発について、生産について、流通について、販売についてそれぞれの方針を考え、利益が出るように変えていくのが「事業戦略」ということです。
会社はこの事業が積み重なった結果で成り立っているものなので、ミクロの戦略をそれぞれ考えることが会社全体の利益に繋がることは間違いありません。

これらの3つの戦略というのが、経営戦略における基本となります。
このサイトではこれらの戦略についてより深く紹介していくのと同時に、「マーケティングについて」「経営戦略の事例」「フレームワーク紹介」という3つの分野からさらに経営戦略のことを考えられるような情報を提供していきたいと思います。

徒手空拳では生き残れない時代だからこそ、情報と知識という武器を手に入れることで有利に立ちまわることを考えましょう。