バリューチェーン

価値は連鎖する

最後のフレームワークとして紹介するのは「バリューチェーン」という考えかたです。
これもポーターの事業戦略を提唱したのと同じ人物であるマイケル

ポーターによって提唱されたものです。
バリューチェーンというのは商品価値が決定するまでに必要なプロセスのことを指しています。

原材料を購入するためのコスト、生産に掛かるコスト、出荷流通に掛かるコスト、宣伝に係るコスト、販売に掛かるコスト、サービスのコストという順に価値が付与されていくということを述べています。
当然といえば当然ですが、このプロセスが長くなるほど最終的な物品の価格というのは上昇してしまうことになります。

バリューチェーンをいかに短くするか

バリューチェーンが加わるほど値段が上がってしまい、市場に受け入れられにくくなっていきます。
そうである以上、バリューチェーンを短くする方法を検討することが必要になります。
例えば広告を代理店に頼まず自社で行ったり、販売も自社で行なうなどすると中間マージンが少なくなります。